お歳暮にカニを贈ろときの注意点
カニは冬がシーズンの食材ですし、高いイメージもある(実際に高いんですけどね)ので、お歳暮として贈るのにはうってつけと言えるでしょう。
カニをお歳暮に贈るのなら、相手方に喜んで欲しいですよね。プレゼントを選ぶときに目安となるのは「自分がもらって嬉しいもの」ですよね。
甲殻類アレルギーの家族がいないか
カニをお歳暮として贈るときに気をつけたいのは、相手方の家族に甲殻類アレルギーの人がいないかどうかをそれとなく確認しておくことです。カニはみんなでカニすき鍋をつついたりして食べるものなので、家族に一人でもカニが食べられない人がいると、逆にありがた迷惑になってしまうこともあります。
ただし、甲殻類アレルギーというのは、カニやエビの殻がアレルゲンとなっているため、家族に剥いてもらって美味しく食べている人もいます(うちの嫁もそうですが)。
甲殻類アレルギーでもカニは好き、という人もいるので、一概に甲殻類アレルギーだから、お歳暮にカニはNGということは言えないのが難しいところですね。
冷蔵庫の空きとか不在とか
カニは生ものです。届いてすぐに食べられればいいですが、そうでない場合には冷蔵庫に入れなければなりませんよね。でも、普通のお宅でいきなり大きなカニが届いても十分に対応できるだけの冷蔵庫の余裕って、なかなかないものです。
お歳暮でカニを贈る場合、事前に相手先にカニが届くよーって伝えておくのも思いやりかもしれません。プレゼントにサプライズを重視する気持ちも分かるんですけどね。
ただ、間柄によっては事前に伝えるのが失礼になるケースも多いわけです。そんな場合、適当にカニをお歳暮として贈ってしまうと、留守の時に到着してしまったりして、配達が遅れてしまうということもありえます。
だいたい家に誰かがいる曜日や時間帯を把握して日時指定しておくといった配慮も必要です。また、家族の人数に見合わない大量のカニを贈ってしまったり、逆に大家族のお宅に一匹しか入っていないようなギフトを贈るのも考えものです。